マカオ・香港紀行

到着した夜、さっそくホテル近くの美食街を夫婦で歩いてみる。
この色彩感覚はやはり日本とは異なるが、おでん屋とか焼き肉屋もある。
一番賑やかでお客の多い地元料理店に入ってみた。安くておいしいだろうと期待したから。しかし、それほど混雑していたわけでもないのに配膳が遅いし味もまぁまぁ。青島ビールは昔飲んだ時より味は良くなったように思う。
困ったのは、香港ドルで払ってもおつりは地元の貨幣だけ。マカオでしか使えないし、日本に持ち帰っても円に交換できないらしい。(帰路の空港売店で、おみやげと手提げ袋を買って残った地元貨幣を使い切った)

翌日はマカオ半島見学。ポルトガル風の建築物も残っているようだ。

セナド広場

マカオ市内中心部

結構監視カメラが多い。治安は良いらしい。

マカオ旧市街

マカオタワーからの眺望

  媽閣廟
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逆三角形の渦巻きは線香。熱心なご利益信仰に見える。

ひとつひとつのホテルがまるでテーマ・パーク並みの規模。カジノでもうけてんだなぁ。
お金持ちの中国人宿泊者が多いように見受けた。3割以上がマカオ政府の収入になるので、財政は豊かなのだろう。高校卒業まで教育費は無料とのこと。
ほとんど全世界の有名ブランド店が軒を並べている。ホテルを見て回るだけでじゅうぶん楽しめそうだ。そして、カジノの並外れた規模に驚かされる。

ホテル ウインパレス

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 ここでもカジノ場の巨大さにも驚かされた。入り口には屈強なガードマンが立って入口チェックをしている。写真撮影は禁止だった。
カジノ内では飲酒禁止だが、ソフトドリンクは無料、喫煙ボックスがある。
最低掛け金は見るところ500香港ドル。金持ちのギャンブル場だから、私たち素人は見学だけにした。バカラ賭博がいちばん多いようだ。ほとんど徹夜でゲームに熱中している客も多い。スロット・マシーンも100%電子化されているようだ。

マカオと香港をつなぐ世界最長の橋を渡って香港へ。橋の両サイドで簡単なパスポートのチェックがある。30~40分で到着。

香港は薄曇りだった。

香港は薄曇りだった。昔見た映画「慕情」(1955年)とはかなり景色が変わっていて、現代的な高層ビルが目立つ。地震なんてないそうだ。

これは映画にも出ていた路面電車が残されている。マッチ箱のように小さいが、愛嬌がある。

昔ながらのマーケットで見たもの。懐かしい毛沢東時代のポスター。
こんなものが今どき堂々と売られていることに少し驚いた。
日本円にして1700~800円程度。